神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2017年8月3日 エリアトップへ

横浜市長選 林文子氏、大差で3選 実績訴え、幅広い支持

政治

公開:2017年8月3日

  • LINE
  • hatena
中区の選挙事務所で支援者と喜ぶ林氏(7月30日、午後8時すぎ)
中区の選挙事務所で支援者と喜ぶ林氏(7月30日、午後8時すぎ)

 任期満了に伴う横浜市長選挙が7月30日に投開票され、無所属で現職の林文子氏(71)=自民・公明推薦=が約60万票を得て、いずれも無所属で新人の元衆議院議員・長島一由氏(50)と元市議・伊藤大貴氏(39)に30万票以上の大差を付けて3選を決めた。投票率は37・21%で前回を約8ポイント上回った。

 林氏の得票数は全ての区で1位。港南区は約3万8千票(得票率54・02%)、栄区は約2万2千票(51・21%)だった。

 選挙戦で林氏は「待機児童ゼロ」や大企業誘致など、市長としての2期8年の実績を強調する一方、横浜の魅力を発信するイベントの強化や特別養護老人ホームの整備拡充など、将来に向けた政策を掲げ、幅広い支持を得た。自民党、公明党の推薦に加え、旧民主党系の民進党の一部も支援。国政での与党への逆風の影響を心配する声もあったが、大差での3選となった。

「思い切ってやる」

 当選確実が報じられ、中区の事務所で支援者にあいさつした林氏は「市民に身近な子育てや高齢者の課題に取り組みたい」と語った。3期目に臨むに当たり「ダイナミックな経済政策など、打って出ることも必要。思い切ってやりたい」と意欲を示した。争点となったカジノを含むIR誘致については「ニュートラルな立場で研究を始めたい」と改めて白紙を強調した。

カジノ反対も届かず

 敗れた長島氏と伊藤氏は、いずれもカジノ反対や中学校給食の実現を訴え、林氏との政策の違いをアピールしたが、支持を広げることができなかった。

 長島氏は「今できることを全てやり尽くした。必ず、次の何かにつなげていく」、伊藤氏は「自分の思いを市民に伝える難しさを感じた」とコメントした。

 栄区の投票率が市内で最も高く、42・05%だった。港南区は39・59%だった。

港南区・栄区版のトップニュース最新6

栄区、50年後に半減

横浜市人口推計

栄区、50年後に半減

港南区は4割減少

4月18日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月18日

67地点で上昇

港南・栄区公示地価

67地点で上昇

宅地最高値は大久保1丁目

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

街灯フラッグで駅前彩る

柏陽高美術部

街灯フラッグで駅前彩る

GREEN×EXPOなどPR

4月4日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook