港南区・栄区版 掲載号:2017年8月10日号

京急百貨店

レシピサイトで時短提案 社会

働く女性に献立紹介

(左)ネットと店頭でレシピ紹介
(左)ネットと店頭でレシピ紹介
 京急百貨店(港南区上大岡西/上野賢了社長)が、働く女性を応援するための料理レシピサイト「えがおレシピ」を、パナソニック(株)と共同開発し、先月27日から配信し始めた。「時短」と「健康」をキーワードにした献立を紹介し、ネットから店頭への買い物につなげていく。

 同店では「働く女性の応援」をテーマに掲げ、昨年から女性客向けフロアのリニューアルを進めてきた。同サイトの企画が立ち上がったのは昨年12月。働く女性が日々抱える悩みを店頭やネットで調査していたところ、「毎日の料理」がキーワードに浮上した。

 これを受けて、時短の料理レシピサイト開発を目指し、社内でプロジェクトチームが発足した。さらに調査を進める中で「献立を考えること」と「そのためにレシピサイトを見る」ことの2点に、多くの女性が煩わしさを感じていることが分かった。

 企画に携わった事業開発部の宮崎史康さんは、レシピサイトを見るニーズの背景に「料理の手順などを間違えたくないことと、ヒントを得たいことの2点がある」と指摘する。

 他のレシピサイトとの差別化を図るため、「1週間分の献立をウェブに上げ、店頭でも提示することで、ネットと”リアル店舗”の連携実現を目指した」と宮崎さん。上大岡駅直結という同店の利点を生かし、仕事からの帰宅途中にサイトを見てレシピを決め、電車やバスなどを降りた後に、サイトの食材リストを見ながら、同店の食品フロアで買い物をしてもらう流れを考えた。

 ウェブ開発やレシピの考案は取引先のパナソニックに委託し、サイト運営は同店の食品部が担当する。毎週2つの食材をキーアイテムに、平日5日分の主菜と副菜のレシピを毎週木曜にサイト上に配信している。

 また、時短を実現するため、「休日に1時間かけて5日分の食材を仕込むことで、平日は15分で作れる方法も紹介している」と食品部の小谷明生さんは話す。

 同店の利用客層は60代以上も多いことから「働いていない世代の方々には、店頭に置かれたレシピのポップを見て、献立を考えるヒントにしてもらえたら」と宮崎さん。今後は「オリジナルの献立も出せるよう、精度を上げていきたい」としている。ウェブサイトは【URL】https://www.weekcook.jp/beu/keikyu/index.html

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