上大岡西にある「上大岡総鎮守 鹿嶋神社」(松本小寿恵宮司)の例大祭が8月26日と27日に行われ、上大岡地区の地域住民たちで盛り上がった。
同地区ではこの例大祭に合わせて、各自治会町内会で夏祭りなどを例年実施している。宵宮である26日は、最初に同神社で式典を斎行。その後、松本宮司が5自治会町内会を巡回し、各会が保有する神輿や山車に「御霊入れの儀」を執り行った。
冒頭で行われた上大岡第一町内会には、祭りの準備を行う住民約15人が参列。暑い日差しが照りつける中、厳かな雰囲気で儀式が進められ、終了後は「おめでとう」と祝い合いながら神酒の盃を交わしていた。
各会での儀式後は、2日間にわたって子どもたちによる神輿渡御が各町内で行われた。同神社では児童たちによる書、絵画が境内に展示されたほか、例大祭当日の27日の夕方からは、恒例の演芸大会も実施。多くの提灯で境内が彩られる中、地域住民たちによる演舞や演奏などで盛り上がりを見せていた。
松本宮司は「かつてより担ぎ手が減ってはいるものの、また子ども神輿も活気を見せ始めてきた。地域全体で盛り上がるお祭りが続いてほしい」と話していた。
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