横浜市と1973年から友好都市提携を結んでいる上海市。書道を通じた市民の交流が長年、地道に続いている。
「来年は横浜市と上海市が友好都市提携を結んで45周年。来年は横浜で書道展を開き、これからも友好を深めていきたい」と話すのは、横浜市会議員で上海横浜書道交流会の総裁を務める田野井一雄さん。
上海横浜書道交流会では93年から13年間、上海市で書道展を開催し、日中の書道家や市民の友好を深めてきた。こうした取り組みが、上海市の社会的・経済的な発展や文化交流に貢献したとして評価され、田野井さんは01年に上海市から名誉市民として「白玉蘭賞」を受賞したという。
今年6月に上海市で開かれた「友・誠 上海横浜友好交流書道展」に参加し、横浜市側の代表としてあいさつの席に立った。同展には日中の書道家の作品60点以上が展示され、書道家や上海市民、現地の日本人らが参加し、親交を深めたという。
田野井さんは「名誉市民は大変光栄なこと。こうした地道に続けられる草の根の交流が大切」と話す。
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