「この作品ほら、あそこのご主人のよ」「うまいわね」――。絵画や写真、手芸に工芸、絵手紙まで港南区の日野南地域の住民作品が一堂に集まる「日野南アート展」が18日、19日の2日間開かれた。日野南小学校の児童作品なども並び、会場の日野南コミュティハウスには幅広い世代が足を運んで、芸術の秋を楽しんだ=写真。
住民間の親睦を深めるために開催されているもので、11年目の今年は132点の作品が集まった。1人2点までというルールのもと、写真と工芸品などジャンルを超えて作品を出品する住民もいた。
20年ほど写真を趣味にしているという平松高夫さん(77)は撮影時のエピソードなども話しながら、「作った物は家で飾るだけじゃなくて、やっぱりこういう場で人に見てもらう楽しさがある」と笑顔で語った。
実行委員長の伊藤州三さんは「サークルで楽しんでいる人も個人で教室に習いに行っている人もいるが、作品展を1年の目標にしている人が多い」と話す。
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