港南区の大久保最戸連合子ども会(田野井一雄会長)が主催する食育教室が2日、桜岡小学校で開かれた。配合飼料の製造・販売などを手掛けるフィード・ワン株式会社のスタッフ7人が講師を務め、食べ物の栄養や食肉の製造過程などを教えた。子どもたちは興味津々の様子で聞き入り、実際に調理にも挑戦した。
参加したのは同会に所属する小学校1年生から6年生までの子ども33人。スタッフから食べ物の色によって栄養が異なることを教えられると、早速、色をみながらグループ分けに挑戦した。モニターを使った説明で、産まれたばかりの子豚が食肉用に育つまでに10倍以上に大きくなると聞いて驚く場面もあった。座学が終わると調理に挑戦。おにぎらず、和風ポトフ、浅漬けづくりに取り組み、慣れた手つきで包丁を使う子どももいた。
小学校4年生の男子児童は「料理を作るのは楽しい。やっぱり食べるのはもっと楽しい」と話していた。
フィード・ワンの職員で同校の児童の保護者でもある椎谷敬久さんは「子どもたちには食の川上のことも知ってほしい。育て方がちがうと食材は大きくちがうものになる。食材を選ぶ目を養ってほしい。まずは食べておいしいと感じてもらうことが大切」と話していた。
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