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桜道 全面的に植え替えへ

3年かけてヨウコウ植樹

掲載号:2017年2月16日号

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地域住民から長年親しまれてきた桜道の桜並木(昨年4月2日撮影)。
地域住民から長年親しまれてきた桜道の桜並木(昨年4月2日撮影)。

 桜の名所として知られる港南区港南の桜道。横浜市が先月31日公表した2017年度の予算案に桜の植え替えにかかる整備費が計上された。老木化が進むソメイヨシノに代え、3年かけて全面的にヨウコウに植え替える再整備を実施する計画という。

樹齢80年課題に

 桜道は鎌倉街道から日野公園墓地を結ぶ全長1・4キロメートルの桜並木。日野公園墓地が完成した1933(昭和8)年頃にソメイヨシノが植樹され、今では樹齢80年を超える。71(昭和46)年頃から地元町内会で「港南桜まつり」が開かれ、地元住民から長年親しまれてきた。

 ソメイヨシノの平均的な寿命は一般的に50年から70年といわれている。桜道ではこれまで、住民らのグループが保存活動に取り組み、健康状態が悪化している木を治療した経緯がある。ただ、老木化に伴う倒木の危険性や根上がりによる舗装の破壊、歩行者や自動車への通行障害が課題となっていた。

17年度は19本

 今回の予算化は、港南区役所・公会堂再整備に伴う周辺地域の整備促進の一環。新たな植樹の費用として環境創造局の予算に2640万円を計上。植栽枡設置や伐採抜根の費用として道路局と区役所の連携事業に1710万円を計上した。

 これまで先行整備として13年度と14年度の2年にわたり22本の植え替えを行ったが、今後3年間かけて全面的に桜道の再整備を実施する計画。既存の桜は全て伐採し、既存の本数を基本に植樹する。

 17年度の予算で植え替えるのは南台小学校から桜道コミュニティハウスまでの19本。今年10月から来年3月末にかけて伐採し、植樹する。

 新たに植樹されるのは先行整備と同様のヨウコウと呼ばれる品種。アマギヨシノとカンヒザクラを交配して作られ、ソメイヨシノよりも早く咲き、色が濃くて花が大きいのが特徴。環境創造局によると3・5メートルから4メートルの木を植樹するとしている。

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