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港南区・栄区版 公開:2017年10月12日 エリアトップへ

栄スポーツセンター所長として地域のスポーツや文化の振興に取り組む 田邊 俊介さん 茅ヶ崎市在住 44歳

公開:2017年10月12日

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諦めない心 育ってほしい

 ○…イベントが目白押しの秋はとかく忙しい。今月9日に開かれた「栄のスポレク2017」では準備から当日の運営に奔走し、11月1日から始まるウォークラリー開催に向け実行委員会委員長として入念な準備に精を出す。副所長としての3年間の経験を経て、今年4月に栄スポーツセンター所長に就任した。併設する栄公会堂の副館長も兼務し、栄区のスポーツと文化の拠点施設「たっちーらんど」の屋台骨を支える。

 ○…「何よりも安全が第一」ときっぱり。スポーツセンターの利用者は年々増加し、昨年は年間32万人。公会堂も合わせれば、50万人を突破した。スタッフは嘱託職員やアルバイトも含めると45人で、各種教室の指導からイベントの企画・運営、施設のメンテナンスまで仕事は多岐にわたる。「人材に恵まれ、周りの人たちに支えられている」と謙遜し、「風通しを良くしてみんなのモチベーションを上げるのが自分の役割。みんなで課題を共有して情報発信することが大切」。

 ○…茅ヶ崎市出身で今も家族で暮らす。日頃の楽しみは、小学校5年生から続けてきた陸上競技と、6歳の娘の成長。「40歳を過ぎても100mを11秒台で走りたい。走り幅跳びで6m以上飛びたい。そういう目標ができるのが陸上の楽しみ」と熱い。一方、子どもの話になると目を細める。「水泳をやっていて、こないだ50mを泳げるようになったんだ。子どもの成長こそが自分のエネルギー」

 ○…「現場は自分を成長させてくれる。現場が性に合っている」。人とかかわる仕事が好きで、人生の目標は「生涯現役で現場にいること」。今は指導員として子どもを対象とした教室を担当している。「教えるのに自分ができないとまずい」とトレーニングはもちろん、身体の動かし方の研究にも余念がない。「本当に子どもたちに伝えたいのはなんでも諦めないことの大切さ。スポーツを通じてその心が育ってほしい」

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