受賞の喜びを語る鶴田さん
中区本牧在住の鶴田理一郎さん（73歳）が４月18日、東久邇宮記念賞を受章した。
同賞は高松宮賞、秩父宮賞とともに三大宮様賞として親しまれているもので、発明思想の啓発や文化活動などで顕著な功績を残した人に与えられるもの。「大衆ノーベル賞」とも評され、政界や財界、文化人から功労者を表彰してきた。
鶴田さんはこれまで、「美空ひばりさんを愛する横浜市民の会」会長として、磯子区役所前に美空ひばりさんの生誕記念碑を建立したり、日本舞踊学校（中区本牧）の理事長を務めるなどしており、今回の受章はこうした文化的な活動が評価されたもの。
鶴田さんは「受章は”愛する会”の皆さんのおかげ。これは活動のゴールではなく、むしろ出発点。ひばりさんと同世代を生きたものの務めとして、私たちに夢と希望を与えてくれたひばりさんの功績をこれからも後世に伝えていきたい」と受章の喜びを語った。
今後同会では、５月27日（金）に「第３回美空ひばり生誕前夜祭」を、そして７月13日（水）には「こまどり姉妹の歌謡ショー」をそれぞれ磯子公会堂で開く。詳細問合せは鶴田さん【携帯電話】０９０・３２１５・０１３８へ。
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