地蔵尊の浄財を地域に 奉賛会が社協に寄付
石川町地蔵尊奉賛会が6月7日、中区社会福祉協議会に30万円を寄付した。
地蔵坂の由来ともなり、「濡れ地蔵」の名で長く地域で親しまれている石川町地蔵尊。関東大震災で一度は壊れたものの、昭和54年に地元住民による復興運動の結果、2代目の地蔵が地蔵坂の上に設置され、その管理を行う奉賛会が設立された。平成13年には「お年寄りでも参拝しやすいように」と坂の下に地蔵を移設。その結果、寄せられる浄財が増えたため、奉賛会では毎年、同社協への寄付を続けている。今年で11年目となった。
この日中区役所を訪れ、同社協の金子豊会長に目録を手渡した有波良枝さんは「援助を必要としている地域の福祉団体のためにこの浄財を役立ててもらえたらうれしい」と話していた。
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