来年で7回目を迎える中区民ミュージカル。残すところ1ヵ月近くに迫った1月29日(日)の本番を前に、稽古にも熱が入っている。
今回の作品は『キリシタンの魔法 未来への扉2012』。文明開化の横浜、神に授けられた才能に悩み生きる高島嘉右衛門。震災に呑み込まれた町に希望を灯し数々の偉業を成し遂げていく彼の生涯を描いている。
演出家の福島桂子さんは「今年自分たちが実際に地震を体験したことでより一層、過去に生きた人々ではなく、今の私たちの生き方にも投影できる物語。参加者の生き生きとした表情に注目して欲しい」と話す。また、今作品の重要な役、妖精ノップのキラ役をダブルキャストで演じる末本眞央君(小4年)と曽原有希さん(高2年)は「芝居が好きっていう気持ちが伝わるように一生懸命がんばる」「毎回の稽古でもドキドキしているが、全力でやりたい」とそれぞれ話した。
時間は11時〜、15時〜の2回公演。全席自由、一般1500円、中学生以下7百円。チケットは同ミュージカル事務局(【電話】045・641・3066)、関内ホールチケットカウンター、中区役所1階売店で販売中。
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