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中区・西区版 公開:2012年1月26日 エリアトップへ

本格的な仏料理に挑戦 宮谷小で食育・料理教室

教育

公開:2012年1月26日

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シェフから調理法を学ぶ児童たち
シェフから調理法を学ぶ児童たち

 神奈川県産のブランド豚「やまゆりポーク」を使った食育と料理教室が1月17日、西区の市立宮谷小学校(中川智子校長)で行われた。子どもたちは生産者の努力や店頭に並ぶまでの過程を学び、一流シェフの指導のもと、本格的なフランス料理にも挑戦した。

 この取り組みは横浜市中央卸売市場食肉市場が、食育と肉の消費促進を図るために2006年から市内小学校で毎年行っているもの。宮谷小が食育に力を入れていることから、今回2度目の実施となった。

 当日は、やまゆりポークの生産者が学校を訪れ、同校6年生を対象にやまゆりポークの美味しさや飼育の特徴などを語った。児童からは「飼育で一番大変なことは」「餌の量はどれくらい」といった質問が出され、生産者の苦労や食肉が店頭に並ぶまでの流れを学んだ。

 講義後には、同豚肉を食材とした料理教室が開かれ、横浜ゆかりのシェフらによるグループ「横浜ガストロノミ協議会」が講師として参加。同会会員のパンパシフィック横浜ベイホテル東急の総料理長、曽我部俊典さんが児童のために考えた本格的なフランス料理「やまゆりポークのリエットと野菜のマリネ」の調理に児童が挑戦した。曽我部さんは「地元産の豚肉の美味しさを味わってもらうとともに、自分たちが一流のフランス料理を作ったという経験が食への関心を高めるきっかけになれば」と話した。

 児童たちはシェフの指導のもと、豚肉を混ぜたり野菜を切るなどしながら出来上がった料理を盛り付け、試食を楽しんだ。

 調理に参加し、将来は料理人を目指しているという小橋颯(はやて)くん(6年)は「とても美味しかった。野菜を切る長さとかプロの料理人に習えて楽しかった。今度は家でも挑戦してみたい」と話した。

 同校では「今後もいろいろな形で食育を進め、子どもたちに食材や生産者への感謝の気持ちを忘れず、食の大切さを学んでもらいたい」としている。
 

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