中区の横浜本牧観光協会(鶴田理一郎会長)がこのほど、埼玉県の神川町を訪れて交流会を行った(写真)。
これは、中区の名園「三溪園」の礎を築いた原善三郎の出身地が同町であることから、協会会員が毎年訪れているもの。原善三郎氏は1827年に旧渡瀬村の旧家に生まれ、機業家に生糸を売買。横浜開港後には横浜に店を構えて財を築いた。その後、横浜商工会議所の初代会頭や横浜市会の初代議長を務めるなど、政財界の第一人者として横浜の発展に寄与してきた。
交流会では、神川町の天神山の散策や下久保ダムを見学しながら現地の人々と交流を楽しんだ。鶴田会長は「原善三郎氏が築いてくださった神川町と横浜本牧の縁を次世代に引継ぎ、三溪園とともに互いの街の発展に繋げていきたい」と話した。
中区・西区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
80周年記念事業で地域のつながりを3月28日 |
|
<PR>