男性ユニットサンドクロック イセザキから全国頂点に デビューへ足掛かり
伊勢佐木町で路上ライブを続ける2人組の男性バンド「サンドクロック」が11月4日、全国的な音楽イベントでグランプリを受賞した。目標であるメジャーデビューに向けて、大きな一歩を踏み出した。
参加したのは、島村楽器主催のバンドコンテスト「HOT LINE2012」。全国のアマチュアアーティスト2838組の応募の中から、予選を通過した11組が東京・恵比寿で開かれた最終審査でライブを行った。サンドクロックは持ち歌の「1+1」「ガラスケース」の2曲で会場を魅了、事前のインターネット投票と来場者の人気投票、審査員による審査の結果、見事グランプリに。この受賞により、全国の島村楽器でCDを販売する権利を得た。
サンドクロックは、地元緑ヶ丘高校・金沢区出身の滝田周さん(26)がキーボード、永田佳之さん(26)がギターを担当するダブルボーカルユニット。1年半前、当時ソロだった2人がお互いのライブに感銘を受け、一緒に活動していくことを決意した。以来、伊勢佐木町で「毎週火曜日夜8時半からの路上ライブ」を行っている。
曲作りはそれぞれで行い、滝田さんの突き抜けるような力強い歌声と、永田さんの訴えかけるような繊細な歌声がまるで砂時計(サンドクロック)のように入れ替わりながら展開するのが特徴だ。「心に響く温かい歌声が好き」「2人のかけあいトークも面白い」と女性を中心に多くのファンを獲得。現在は川崎に住み、イベント出演など活動の幅を広げているが、「路上ライブは変わらずに続けていきたい」と、今後もイセザキを活動拠点にするつもりだという。サンドクロックの情報は公式サイト(http://www.sandclock.info/)。
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