西区藤棚商店街の洋菓子店「ふらんすやま」が、横浜の食材にこだわったクリスマスケーキを完成させ、このほど販売を開始した。
「日本で初めてクリスマスケーキを販売した場所と言われている横浜で、地元の食材にこだわったケーキを作りたかった」と開発のきっかけを話す同店のオーナーシェフ古屋博幸さん。市内の数カ所でミツバチを育てて「横浜産ハチミツ」を採集している「Hama boom boom」プロジェクトからハチミツを、旭区の農園からイチゴを仕入れることに成功した。特にイチゴは普段は直売でほとんど売れてしまうほど人気の品で、「ケーキなどに使用されるのは極めて珍しい」という。このほか牛乳はタカナシ乳業、卵はヨード卵光といずれも横浜に本社を置く企業の製品を使用するなど、横浜にこだわって食材を選んだ。
こうして完成したクリスマスケーキ(5号)は、スポンジや生クリームにも横浜産ハチミツを配合し、自然な甘さが楽しめる。保土ヶ谷店と合わせて40個のみの限定生産となる。
古屋さんは「ハチミツやイチゴは年によって味が異なると言います。大量生産品にはない『今年だけ』の味をぜひ楽しんでほしい」と話している。
価格は3800円程度を予定。詳細はふらんすやま藤棚店【電話】045・321・3195へ。
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