西区役所で3月11日、マンション管理組合と町内会、区役所による津波避難施設の協力協定が結ばれた。
これは、昨年3月に県が新たに公表した津波浸水予測の区域に入った岡野二丁目町内会(土川信彦会長=写真右=)が、町内のマンション、岡野パークハイツの管理組合(佐藤康夫理事長=同左=)に緊急時の避難場所としての協力を依頼したもの。
この協定により、同マンションは津波災害などの緊急時に、早期に避難できない地域の高齢者などに避難場所を提供することになる。このような自治会と地元のマンション管理組合、行政の協定は西区では初となる。
協定書に署名した佐藤理事長は「困ったときはお互い様。地域住民同士助け合うことが大事」と締結を決めた経緯を話し、土川会長は「震災以降、住民の中で津波を心配する人が増えるなかで、今回の締結は本当にありがたい」と感謝を述べた。
西区では川に囲まれた多くの地域が浸水予測区域に入ることを受け、今後もこのような連携を広げていきたいとしている。
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