横浜市中央図書館(西区老松町)では、「こどもの読書週間」(4月23日〜5月12日)に合わせて、お勧めの絵本などをそろえた特別なスペースを5月6日まで同館1階に設けている。読み聞かせや、絵本の選び方講座も予定しており、同館では「子どもとの触れ合いの一環として、お子様連れでまずは参加してほしい」と話している。
中央図書館では、お勧め図書を展示した「新学期、読んでみようこんな本」の特設コーナーをはじめ、4月27日には、「春のとくべつおはなし会」と「絵本の読み聞かせミニ講座」を開催する。
おはなし会は、午後2時(3歳児程度からの一人で参加できる子ども)と、午後2時30分(小学生)の2回。昔話やたんぽぽなどの季節の話題を盛り込んだ「おはなし」を紹介する。
読み聞かせ講座では、0歳から3歳児と保護者を対象に、絵本の選び方や読み方の実演、また童歌を通した子どもとのコミュニケーションの取り方について説明する。読み聞かせなどは、同館に登録する約40人のボランティアが担当。大学生をはじめ、主婦、高齢者など世代は幅広い。
同館では、読み聞かせについて「あまり難しく考えないで、子どもと楽しみを共有する一助にお役立てください」と話す。
中図書館(中区本牧原)でも27日10時30分から、「特別親子おはなし会」が開かれる。いずれも参加無料で当日直接現地に集合。
横浜市では、2010年度から「はまっ子読書の日」を11月第一金曜日に設け、中央図書館をはじめ各区図書館でイベントを開催するなど、子どもの読書啓発に力を入れている。「お母さんや身近な大人と一緒に読むことで、本が愛情の媒介になる」と同館では話す。
マナー向上を喚起
中央図書館は蔵書約150万冊を有する市内最大の公立図書館。利用者のマナー向上は永遠のテーマだ。
返却期日が守られないことは日常茶飯事で、電話での催促などで対応しているという。その他にも、頁の切り抜きや、書き込み、犬による噛み切りなども月に数件は発生。同館では「マナーについては繰り返し広報していくしかない」と話していた。
イベントなどの詳細は中央図書館【電話】045・262・0050、中図書館【電話】621・6621へ。
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