プロバスケットボール男子、bjリーグのプレーオフファイナルズ(決勝)が5月18、19日に東京・有明コロシアムで開催。18日の東カンファレンス(地区)決勝を制した横浜ビー・コルセアーズは翌日、リーグ決勝で西地区王者のライジング福岡を101―90で下し、参入2年目で東西21チームの頂点に立った。
横浜は昨季同様、東地区シーズン2位で今季もプレーオフへ。横浜市文化体育館で行われた5月10、11日の地区準決勝は1勝1敗からの特別決定戦を制し、2年連続で地区決勝に進んだ。
地区決勝の相手はシーズン首位で、横浜と同じく堅守が持ち味の新潟アルビレックスBB。終了まで3分を切って同点に追いつかれたが、シーズン平均得点21点(1試合)のドゥレイロン・バーンズが残り1秒でシュートを決め、54―52で劇的な幕切れに。地区決勝で浜松に逆転負けを喫し、リーグ3位決定戦に回った昨季の雪辱を果たした。
19日の決勝は、対戦成績が今季0勝2敗のライジング福岡。第1クオーター(Q)は23―21と2点リードだったが、第2Qでは40―44と逆転される展開に。第3Q以降、厳しいディフェンスで決定機をつくり、68―60と再びリードし、試合の流れをつかんだ。主将の蒲谷正之選手が5本の3点シュートを含む計35点を決め、ファイナルズのMVP(最優秀選手)に輝いた。
レジー・ゲーリーヘッドコーチは「試合ごとに高得点、低得点のいずれの展開でも対応できる柔軟性がついた」と振り返り、「王者になるために必要な全てのプレーを見せてくれた」と選手をたたえた。蒲谷選手は「父の遺品からバスケの基本が書かれたメモが出てきた。見守ってくれたのでは」と、昨年6月に他界した亡き父に思いを馳せた。
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