西区の伊勢山皇大神宮(池田正宏宮司)で5月15日、例祭が行われた。
神宮の例祭は1872(明治5)年から行われ、戦前は市内の官公庁をはじめ、企業や学校全てが休日となって祝う神事だった。
当日は晴天にも恵まれ、奉賛会や神社関係者、事業者らおよそ2百人が参列。雅楽の音色が響くなか祭儀が始まり、宮司が祝詞を読みあげ、舞姫2人が「浦安の舞」を優雅に奉納した。
その後は神職や奉賛会会員らが玉串を捧げ、参列者も神事を見守った。
例祭後の席で池田宮司は「伊勢山皇大神宮は十数年の苦難を克服し昨年4月、宗教法人として新生した。市民の目に見える形で再出発を図る意味でも、2017年か18年に新社殿で正月を迎えられたら」と本殿建替えの目標を語った。
例祭は翌16日に後宮祭が行われ、14日の宵宮祭から始まった3日間の祭典を終えた。
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