TPP交渉 意見広告 国民の健康・食の安全を第一に 参議院議員(神奈川県選出)牧山 ひろえ
07年以来、「命を守りたい」をテーマに、参議院議員として活動を行ってまいりました。この間、厚生労働委員会の理事などを歴任し、医療・福祉をはじめ、国民の健康を守るための諸課題に取り組んでいます。 とりわけ、国民皆保険制度がTPP本交渉を前に揺らいでいることから、安倍内閣に対し「TPPの冒頭で国民皆保険の堅持を表明すべき」と迫りました。弁護士として米国で働いていたとき、医療保険に加入していないことが原因で重い病気にかかる人たちを沢山見ました。誰もが低料金で医療サービスを受けられる「国民皆保険」は、国民の健康を守る根幹となる制度で医療格差を防ぐためにも守らねばなりません。
TPPでのもう一つの懸念が、食の安全です。最近増えているアトピー等のアレルギー疾患も食べ物との関係を指摘する有力な意見があります。様々な食品添加物の問題がある現状で、これ以上基準を緩める動きには到底賛成できません。
日本では、国民の健康を守るため、諸外国よりも厳しい安全基準を設けています。米の殺虫剤として使うマラチオンの場合、アメリカの残留基準は、日本の80倍です。私たちの食を守るための基準も、輸出国から見れば、いわゆる「非関税障壁」となり、それらの基準の緩和や撤廃を迫られることになります。予算委員会では食の安全を第一として科学的根拠が認められない限り基準を下げないという断固とした姿勢で日本政府は交渉に臨むべきと主張しました。
私もアトピーの子どもを抱える母親でもあります。引き続き国民の健康を守るため、活動して参ります。
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