式典であいさつする岩崎会長（上）９月に記念大会も行われた
剣道横浜公武会（岩崎守会長＝人物風土記で紹介＝）が創立80周年を迎え、式典が10月12日にホテル横浜ガーデンで行われた。
公武会は１９３３（昭和８）年に横浜公園球場の一角を道場に、松村亮吉初代会長の呼びかけで、剣道愛好家の市民が集う形で創設された。戦中の中断、戦後の剣道禁止など厳しい時代を経て、78（昭和53）年の横浜スタジアムの完成に合わせて新たな道場ができた。
愛好家の団体のため道場主はおらず、会費のみで運営。剣道部と居合道部があり、現在の会員数は約１５０人。会社務めの会員が多いのも伝統で、仕事後に道場で汗を流している。
式典で岩崎会長は「この80周年を一つの節目として、伝統を守りながら次世代に受け継いでいきたい」とあいさつした。
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