老朽化のため立入禁止となっている本牧市民公園内の「上海横浜友好園」が、2017年までに再整備されることが分かった。中国江南様式の建築物「玉蘭庁」と「湖心亭」を建て替える計画で、来年度から基本設計が行われる。
同園は、横浜市と上海市の友好都市15周年を記念して、上海市が建設。老朽化のため、10年4月から立ち入りが禁止されていた。
約3000平方メートルの敷地内に水上石灯籠や玉蘭庁などの建築物があり、中国の資材を使って建てられた貴重な文化財となっている。
11月に関係40周年
今年11月で両市は友好都市40周年を迎えた。同園を管理する市環境創造局公園緑地整備課では、今計画について「本牧市民公園全体の再整備の一環」と説明しており、友好40周年との直接的な関係性はない。
同園のほかにも中区と西区には、上海市から贈られた品々があり、1997年には三溪園の「緑萼梅(りょくがくばい)」、01年に上海動物園からレッサーパンダ「キンタ」が野毛山動物園に贈られている。
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