中区の大和町立野町内会(成田松夫会長)は12月15日、初めての試みとして餅つき大会を開催した。
同町内会では、餅つきを開催にするにあたり、意義深い取り組みにしようと話し合いの結果、社会貢献の一環として11月の台風30号により甚大な被害を受けたフィリピンへの義援金を集めることに決めた。
当日は、昔ながらのきねと臼を使い、町内会のメンバーが入れ替わり立ち代わりで餅をついた。つきたての餅は、1パック100円で販売、その横には手づくりの募金箱が設置された。
集められた計2万6812円は、全額が神奈川新聞厚生文化事業団を通して被災地に寄付されるという。同町内会役員は「初めてでしたが、お餅も喜ばれ、義援金も集まり役員一同ほっとしました。来年も続けられたらいいなと思っています」と話した。
同町内会は、中区の麦田や柏葉、竹之丸など13の町内会で構成される第3地区連合町内会に属する。また大和町通りは、開港後に外国軍隊の射撃場があったことで知られる。
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