フィリピン医療支援 歯ブラシなど続々届く 12箱分を寄付
読者から届いた支援物資
本紙５月22日号で紹介した女医シンガー、木村至信（しのぶ）さん＝人物風土記＝が呼びかけた歯ブラシなどの支援物資が、読者から続々と届いているという。約１カ月で届いた支援物資は段ボール箱15箱分にのぼり、うち12箱は6月中にフィリピンのスラム街に送られた。
木村さんは、歯科医師らによるフィリピン医療を支える会「ハローアルソン」に参加。提供を呼びかけているのは、新品の歯ブラシやタオル、固形石鹸、鉛筆やボールペン、ノート（文房具は使いかけでも可能）。
遠方から電車に乗って届けに来てくれた人もいたといい「皆様の善意が本当に嬉しい。しかしこの活動は、本当の意味で貧困がなくなるまで終わりがありません。ぜひ継続的な支援をお願いします」と木村さん。支援物資は、７月12日の19時から関内ホールで開催されるライブ会場でも受け付ける。通常は中区尾上町３の28横浜国際ビル５Ｆ秋山眼科内耳鼻咽喉科部に郵送か火曜終日、木・金午前中の診療時間内（【電話】０７０・６５２７・１０４５）に持参を。
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