中区は6月23日から、外国籍などの児童生徒の保護者向けに「スクールガイダンス」を開始している。
外国籍、または日本国籍を持つが両親が外国籍というような児童生徒が公立小・中学校に編入学する際の不安を解消しようという取り組み。日本の学校制度をはじめ、母国の学校や習慣との違い、学校生活や学校行事、編入・入学に必要なものなどを中国語または英語で説明する。相談は無料。
7月4日現在で6件のガイダンスが行われている。
中区は今年2月に、南区内の市立学校や南区役所、教育委員会、国際交流ラウンジ運営団体などとともに「ネットワーク会議」を設置、外国籍などの児童生徒への学習支援を検討してきた。3月には平日5日間、試行的にスクールガイダンスを実施、13人が受けた。
試行におけるアンケート結果や、児童生徒を受けれた学校からの意見などを踏まえ、6月からの本格実施となった。
広報は、区戸籍課で希望者を募るとともに学校や保育園などにもチラシを配布する。ガイダンスを担当する区地域振興課では「外国は9月から新学期のところが多い。夏休みにかけてガイダンス希望者が増えると予想している」と話した。
同課によると、外国籍が多い南区や鶴見区も来年度から実施を検討しているという。
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