神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2014年8月21日 エリアトップへ

高齢化に「地域力」を 民生委ら合同研修会諏訪教授が指摘

社会

公開:2014年8月21日

  • LINE
  • hatena
データをもとに人口推移を説明する諏訪教授
データをもとに人口推移を説明する諏訪教授

 8月5日に開港記念会館で行われた民生委員らの合同研修会で、日本大学文理学部社会福祉学科の諏訪徹教授が、地域の高齢者に対する見守り活動について講演を行った。

 この研修会は、中区の民生委員・児童委員、保健活動推進員、友愛活動員を対象とした合同研修で、328人が参加した。

 厚労省社会・援護局社会福祉専門官の経験を持つ諏訪教授は、都市部で急速に進む高齢化について、人口の推移などデータを用いて説明。中区は2040年に65歳以上の割合が36%(15年は24%)に達するとして、「大都会の典型的なかたち」と指摘した。そのような年齢分布を背景に、日本社会全体で35年には7世帯に1世帯が高齢者の一人暮らしになるとの見通しを示した。また、社会保障費にも触れ、今年度115兆円が25年には150兆円に達するとした。

 増加する高齢者を社会全体で支えていくためにも諏訪教授は、「地域の福祉力」が重要と訴え、その福祉力向上には、【1】住民同士【2】専門職・機関【3】行政との3つの「協働」が必要と指摘していた。

 当日参加した3団体は、それぞれの活動内容を報告し相互理解を深めた。3団体合同の研修は15年ぶり。

中区・西区・南区版のローカルニュース最新6

市が6件の事業計画を認定

市が6件の事業計画を認定

企業誘致を促進、ホテル建設に助成金40億円

4月17日

障害の有無を問わず、ともに楽しむ「ツナガリウォーク」

無料の起業塾、「YOXOイノベーションスクール2024」参加者募集中

横浜市役所が遊び場に変身する「こどもデー」

立憲民主党 3政令市議で連絡会

立憲民主党 3政令市議で連絡会

都市問題解決、地方分権推進へ発足

4月15日

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月13日

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook