創業129年の中区吉田町にある(株)横浜実門堂で、本店製造部主任を務める。ゴム印やアクリル系のプレートの文字校正をはじめ、手書き文字をコンピューターに読み込んで整えるなど、現代ならではの印章店の仕事をこなす。
名入れなどの最終チェックを任されており「バッグなど革製品への印字は、やり直しがききません」とミスのない仕事を徹底する。
印章の道に進んだきっかけは高校でのハンコ作りだという。「面白いと思いました」と、働きながら印章の専門学校に通った。一級技能検定を取得している。
「焦りはミスのもと。じっくり取り組めるような環境づくりを心掛けています」と話す。画数によって同じ大きさの文字でも見え方が異なるためサイズや配置など、プロならではの技術で調整する。今後は、印章と名入れを両立し、「いい仕事をしていきたい」と話した。
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