熱心に話を聞く参加者たち
自営業やフリーランスが国民年金に上乗せできる公的な個人年金「国民年金基金」について広く知ってもらおうと、神奈川県国民年金基金（中区花咲町）が11月11日、みなとみらいにあるマリノスタウンで出張講座を行った。
当日は横浜Ｆ・マリノスのふれあい・普及コーチら約25人が参加。同基金の唐澤進常務理事が講師を務め、年金の基礎知識や制度の仕組みについて説明した。「老齢基礎年金は、平均寿命で保険料総額の男性１・５倍、女性は２・１倍程受けられる仕組み」といった具体的な話では熱心にメモを取る姿もみられ、最後の質疑応答では多くの質問が飛び出した。同クラブでの開催は今回で３回目となるが「今まで公的な年金について話を聞く機会がなかったので、選手やコーチたちにとって良いチャンスになった」と担当者。「国民年金基金は掛金が全額所得控除になるため税制メリットが高いが、知らない人も多い。講座では年金の基礎知識から話しているので、老後について考えるきっかけになれば」と唐澤さん。出張講座は団体や商店街などのほか個人でも受付。詳細は【電話】０４５・２４２・１９０７神奈川県国民年金基金へ。
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