西区高島の横浜みなとみらい保育園(木下かおり園長)が保育園としては市内初となる横浜市消防団協力事業所に認定され、12月18日に西消防署の岡田康裕署長から表示証の交付式が行われた。
この制度は消防団に積極的に協力する事業所等に対し、更なる協力体制構築を目的に交付されるもの。西区では今回の認定で伊勢山皇大神宮など3カ所、市内では20カ所となった。
同園では、昨年4月に木下園長ら3人が西消防団に入団、今年も10人が入団するなどその積極的な姿勢が評価された。木下園長は「東日本大震災後、子どもたちの命を預かる身として救護や災害対策の必要性を強く感じたのがきっかけ。消防団ではAEDなど訓練で様々な経験ができ、他のスタッフにも入団を勧めています」と話す。
西消防団の原口幸多夫団長は「この周辺は地域内に団員がおらず、団員確保が長年の課題だった。女性の多い保育園の先生たちが団員になってもらえるのは災害時の子どもへの対応においても非常に心強い」と推薦理由を挙げる。
事業所認定により、同園では今後園内で訓練を実施して防災力強化に努めるほか、地域内での活動も視野に活動していくとしている。
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