みなとみらい線元町・中華街駅の真上に位置するアメリカ山公園の事務所で2月19日、公園で採れたみつろうを使ったキャンドル「ワックスバー」作りが行われた。
ワックスバーとは、明かりを灯さずに香りや置物として楽しむキャンドルのこと。参加者はハチの巣を溶かしたものにろうの素材を混ぜ、ミントなどの香りがするエッセンシャルオイルを加え、同園で採れたバラの花などを好みで入れて仕上げていた。講師はNHK「趣味の園芸」などの番組で活躍する永江晴子さんが務めた。
同園では2013年春より、環境教育の一環として園内でハチを飼っている。
今回の講座は普段は自然に親しみのない人でも気軽に参加して、ミツバチのことや、それを取り巻く環境について考えてもらおうと企画したもの。講師の永江さんは「農薬の影響などによりハチが自然界から減ってきている」と話す。
また、参加者は普段公開していないというハチの飼育現場にも案内され、ハチの生態などについての解説を受けた。
参加した窪寺晶子さん(39)は、「ハチの動きがちょこちょこしていてかわいかった。ワックスバー作りにもみつろうを買ってきて自分でまた挑戦したい」と楽しんでいた。
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