初代タイガーマスクの佐山聡さんが4月15日、西区のこども子育て支援複合施設「なかまの杜」を訪れ、子どもたちから熱烈な歓迎を受けた。
なかまの杜はこの4月に新しくオープン。保育所や児童発達支援事業、放課後児童クラブ、放課後等デイサービスが一つの建物で運営され、障害のある子もない子も一緒に遊び、学んでいく全国でも珍しい施設だ。
佐山さんはこの日、戸部警察署の一日警察署長として招かれ、振り込め詐欺撲滅を訴えて藤棚商店街をパレード。そして、これまで児童養護施設などを訪問し、支援の輪を広げるために「初代タイガーマスク基金」も設立した佐山さんの活動を聞いた実行委が訪問を依頼して実現した。
施設内のホールでは50人以上の子どもたちが待ち受け、入場テーマ曲とともに初代タイガーマスクが登場すると大きな拍手と歓声で出迎えた。
事前に試合のビデオを見て勉強したという子どもたち。本物の登場に「おっきい」「どうしたらそんなに強くなれるの」と質問攻め。佐山さんは「強くなる秘訣はあいさつをしっかりして、正義を信じ、勇気を持つこと。あとケンカは絶対にダメ。これを守ったら今日からタイガーと友達だ」と笑顔で語りかけた。
最後には「また絶対来るよ」と再会を誓った佐山さん。施設を運営するNPO法人ムーミンの会理事長の中川節男さんは「子どもたちにとって素晴らしい思い出になった。佐山さんの活動に感謝したい」と話した。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>