6月24日、横浜中法人会の会長に就任した 高橋 伸昌さん 中区本牧荒井在住 56歳
社会貢献が行動の原点
○…法人会のトップ就任に「青天の霹靂」と心境を語る。3年前の公益法人化を受け、そのあり方を検討するために60歳以下の若手メンバーで特別委員会を組織、委員長として答申をまとめるなど環境整備に尽力してきた。「会長職を引き受けたからには、地域社会にとって、会員にとって必要とされる団体であるよう率先垂範していきたい」と意気込みを語った。
〇…生まれも育ちも中区山下町。中華街のブタまんで知られる(株)江戸清の4代目社長だ。先月、法人会の総会記念講演には慶應義塾大学同窓のよしみで、サントリーホールディングス社長の新浪剛史さんを招くなど、信頼関係に裏付けられた広い人脈を持つ。大学卒業後は野村証券に入社、全国を飛び回る。約3700人の営業マンのなかで常にトップ50に入るやり手だった。「最初は3、4年のつもりでしたが、仕事がおもしろくてね」と15年近く籍を置いた。その後、実家に戻り父のもとで多店舗化、365日営業を実現させた。商品も自ら発案。「時代の流れをみながら企画します。もともと食べるのが好きだからね」と笑った。
〇…地域の町内会から中華街発展会、警察署の防犯や交通関係の協議会、ロータリークラブなど、いくつもの団体に所属しており多忙を極める。「一年間に釣りは10回、ゴルフは30回程度かな」と頭をかいた。「息抜きの時間は自分で作るしかない」と車の中のひと時などは読書にあてる。また毎朝、愛犬のシュナウザー「ロコ」を連れ、妻との散歩は欠かさない。
〇…「社会から必要とされる企業でありたい」とビジョンは明快だ。また300人近い社員のトップとして、働きやすい環境を重要視する。今後は、ブタまんなどの地域に根差したローカルなサービス業と、グローバルに展開する食肉加工などの製造分野を発展させることで「大いなる『グローカル企業』を目指したい」と語った。
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