そごう横浜店をキーテナントとした複合ビル、横浜新都市ビルが開業30周年を迎え、9月30日に記念セレモニーが行われた。
当日は、横浜新都市センター(株)の小谷昌取締役社長やそごう横浜店の岡田正俊店長、鈴木伸哉横浜市副市長が参加してくす玉開きで周年を祝った。
小谷社長は市民への感謝を述べるとともに「横浜駅再開発の動きも進み、東口の発展は次の段階に差し掛かっている。各企業と一致協力して東口から臨海部への結節点としてより一層の発展に寄与していきたい」とあいさつ。岡田店長は「これまでの歴史と文化を生かしながら、新しい横浜を作っていくという気概で盛り上げていきたい」と話した。
会場には、訪れた買い物客らに30周年を記念した特製の焼き菓子が配られたほか、横浜F・マリノスのチアリーディングチームも駆けつけるなど、盛り上がりを見せていた。
官・民一体で開発
横浜駅東口の開発構想は1969(昭和44)年にまでさかのぼる。民間主体で開発が進んだ西口と違い、東口は官・民一体の形で計画が進んだ。71年に「横浜駅東口総合開発計画」を発表。オイルショックで一部計画が変更されたものの横浜新都市ビルが85年に開業。そごう横浜店は当時東洋一の売場面積を誇り、「横浜が生んだ、世界最大級の百貨店」とのキャッチフレーズで、横浜駅東口の発展に大きく寄与してきた。
横浜市は現在、東口の再開発計画を進め、2016年度中の都市計画策定を目指している。
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