本町小学校(小澤好一校長)で2月10日、5年生の児童約100人がわらじ作りを体験した。
同校の5年生は、昨春から総合学習の時間などを活用して米作りに挑戦。校内に田んぼを作り、農家の協力を得ながら田植えや防鳥ネット張り、かかし作りなどを行ってきた。夏休みも交代で水やりを行い、運動会では収穫の喜びを表現した「花笠音頭」を披露したという。今回のわらじ作りは、秋に収穫した稲を干して出来たわらを使用した。
当日は戸塚区に農園を持つ大木敏幸さんを中心とした農家や保護者が指導にあたり、約3時間かけて両足のわらじを編んだ。ほとんどの生徒が初めての体験となったが、木製の台に紐をまきつける編みはじめに苦戦した以外はすぐにコツをつかみ、真剣な表情で最後まで編み進めていた。
わらじ作りは初めてだという府馬菜々香さんは、「米作りではネット張りが一番大変だった。わらじ作りが体験できてよかった」。隣で編んでいた堀那緒さんは、「作っている間に段々楽しくなってきた。また作りたい」と話していた。来月収穫した米を味わう収穫祭を予定している。
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