西区の平沼橋桁下西側広場で4月17日、横浜てらこやネットワーク主催のこども食堂が初めて実施された。当日は約50人の子どもたちが集まり、ボール遊びや食事を楽しんだ。
横浜てらこやネットワークは横浜青年会議所のメンバー有志や大学生のボランティアらで構成。市内の寺院などで子どもたちが昔ながらの「寺子屋」を体験できるワークショップなどを開催してきた。
そんな同団体が子どもの貧困や孤食などの一助になればと始めたのが今回のこども食堂。横浜の中心部で遊び場の少ない子どもたちに安全で楽しく遊べる場をと地元の岡野健和会(三ツ木正雄会長)の協力を得て、桁下広場を解放。当日は約50人の子どもたちが集まり、大学生らとサッカーなどボール遊びを楽しみ、一緒に作ったカレーを食べた。
同団体では今後、市内全域に活動を広げ、地域ごとの”こども食堂”の形を探っていきたいとする。次回は5月7日に中区相生町の「さくらワークス」で正午から午後2時まで。参加は要事前予約(【携帯電話】090・3081・1967)。共同代表を務める半谷真一さんは「孤食や貧困問題に限らず、子どもたちが自由な発想で遊び、周りと一緒に楽しめる場を提供していきたい」と語っている。
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