伊勢山皇大神宮(池田正宏宮司)で8月6日、子ども向けの祭典体験が行われた。これは、市内の学習塾が「子どもたちに普段できない体験をさせてあげたい」と神宮に相談して実現したもの。当日は児童3人と保護者らが参加。児童たちはまず伊勢山皇大神宮の歴史などを学び、境内を散策。境内に設置されているミツバチの巣箱や境内で暮らす動物、自然を興味深そうに見学して回った。
その後、社殿で祭典を体験。ここでは、神職の玉串拝礼や舞姫による豊栄の舞のほか、NHK交響楽団のメンバーを中心に身近なクラシック音楽の演奏をめざすNPO法人「ハマのJACK」も参加。社殿内に神職の奏でる雅楽とバイオリンなどのクラシックの音色が初めて共演。児童以外にも参拝に訪れていた人たちから大きな拍手が起きた。
その後、児童らは神職の白衣・袴の試着をしたり、ハマのJACKによるバイオリン工作を体験するなど初めての本格的な祭典体験などを楽しんだ。児童を引率した講師は「参拝だけでなく、神宮の境内を見学できたり、祭典まで体験させて頂き、子どもたちも貴重な体験を喜んでいました」と話していた。
伊勢山皇大神宮では近隣の横浜市民ギャラリーと協力して境内で展覧会を開くなど、今後もこれまでにない形で多くの人に神宮を体験してもらう企画をしていきたいとしている。
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