横浜中華街のメインストリート「中華街大通り」で8月5日から、Wi─Fi(ワイファイ)が無料で使用できるようになった。
横浜中華街発展会協同組合(李宏道理事長)が、レブソニック(株)=西区みなとみらい=をはじめとした企業と協力し整備したもので、同地域において屋外用の無料Wi─Fiサービスは初めて。
これまでは、店舗によってWi─Fiを設置するところもあったが、地域一体としてサービスが利用できるわけではなく、インターネットの通信環境が良好とは言えなかった。
今回の取り組みを担当した発展会の山下耕司さんによると、外国人旅行客を中心に、無料Wi─Fiサービスを求める声が多数寄せられていたという。そこで、以前から知り合いだったレブソニックに中華街の屋外無料Wi─Fi化を相談したところ、同社からは地域貢献の一環として機種の無料提供の回答を得た。それを受け、発展会として今回の取り組みを決めた。
同サービスを利用できるエリアは、大通り東の朝陽門付近から西側の善隣門付近までを網羅しており、1回の接続で60分使用できる(再接続で複数回の利用も)。山下さんは「思った以上に通信環境は快適です」と話している。
導入されたシステムは、NTTBP(株)が提供する「Japan Wi─Fi」に対応するもので、専用の認証アプリケーションに登録することで利用できる。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|