中区制90周年、開港記念会館100周年を迎える今年。横浜三塔の日や区制90周年記念式典をはじめ、吉田新田350周年や馬車道150周年などの連携事業に、ミュージカルやまち歩きツアーなど区民らによる19の提案事業ほか、様々なイベントが予定されている。三上章彦区長は「横浜をけん引する中心地として、一緒に盛り上げていきましょう」と呼びかけている。
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中区が誕生したのは、横浜市の区制が施行された1927(昭和2)年10月1日。その年に市は鶴見町と保土ケ谷町、7つの村が一緒になり人口は50万人を超え、市域を5分割(鶴見・神奈川・中・保土ケ谷・磯子)。戦中の43(昭和18)年に中区から南区が、翌年には西区が分かれた。
横浜大空襲による多くの犠牲者と区域の焼失、また戦後の米軍による接収は82年まで続くなど戦争の影響も色濃く受けた。今では、横浜を代表する観光地・商業地であり、開港以降の歴史を持つ街として、多くの市民から親しまれている。
開港記念会館は開港50周年を記念して17(大正6)年に開館、89年には国の重要文化財に指定された。
主なイベントは以下の通り。▽3月11・12日/横浜三塔の日(開港記念会館)▽7月1・2日/開港記念会館100周年記念イベント(同会館)▽10月1日/区制90周年記念式典(同会館)▽10月8日/区民祭り(横浜公園・日本大通り)▽11月/ウォーク&健康フェスティバル
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