外国人向けの正確な窓口対応を目的に、テレビ電話通訳サービスを提供するタブレット端末が、5月8日から西区に導入された。
この端末は昨年5月、市内で外国人が多く在住する中区、鶴見区、南区に先行導入されており、今回、外国語対応ニーズが高い西区と神奈川区に拡大された。
対応できる言語は中国語と英語。必要に応じて区職員がタブレットを操作し、専門のオペレーターとつながる仕組みだ。
西区には戸籍課と福祉保健センター総合相談窓口に各1台が設置された。西区によると、これまでも外国人留学生などの来庁も多くみられるとしており、西区戸籍課では「外国の方の手続きがしやすくなるのでは」と運用に期待する。
1年前から導入している中区では戸籍課と福祉保健課に各1台を設置。中区の外国人は1万6千人(2017年3月末現在)と、同端末を導入する5区で一番多く、端末利用時間は昨年5月から3月で約37時間に達し、3区全体(約75時間)の5割近くを占めている。中区では、国民健康保険などの相談も複数あり、説明が複雑なため1件の相談時間が長くなっている可能性を指摘していた。
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