5月16日の横浜市会本会議で議長に選出された松本研氏(65)=自民党・6期・中区=に、今後の議会運営などについて聞いた。
就任直後の松本氏は、「これまで築いてきた市会の伝統と歴史を大切にし、議会の発展に尽くしたい」と心境を語った。
自民・民進・公明の主要3派をはじめ、共産党など様々な会派で構成されている横浜市会。「意見の違いはあるが、それぞれの主張にしっかりと耳を傾け、風通しのよい議会運営を心がける」とした。その一方で、「議会運営に関するルールを順守してもらうことが大前提」とも語った。
市民自治の要である市会を、より身近な存在として感じてもらおうと傍聴機会の拡充やインターネット中継の充実化などはもとより、議員一人ひとりが市民にしっかりと議会報告をしていく重要性を指摘。「市民の皆様と一緒に議会を運営していきたい」と話す。
団塊の世代が75歳を超え大幅な就労人口の減少が見込まれる2025年問題には、危機感を募らせる。「経済発展を持続する方法を模索していきたい」と課題に取り組む姿勢を示した。そのためにも鍵となる「地方創生」を実現すべく、国とのパイプなども生かしていきたいとした。
理想とすべき横浜像は「自信と活力のあるまち」。「商店街や港湾、都市型農業などをはじめ、地域の魅力を充実させるまちづくりを進めたい」と語った。
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