中区・西区版 掲載号:2017年6月15日号

(株)横浜インポートマートの社長に就任した

高梨 陽一さん

中区在勤 61歳

仕事に熱く、まっすぐに

 ○…3万平方メートル超の売場面積を誇る中区新港の商業施設「横浜ワールドポーターズ(YWP)」。その運営会社の社長に5月30日付で就任した。長年にわたり培ってきたテナント開発のノウハウを生かし、「お客様に楽しんでもらえる仕掛けを」と意気込む。

 ○…都市型ショッピングセンター「OPA」を展開する会社から昨年4月にYWPへ。横浜市や神奈川県が出資する公共的な施設でありながらも近年、民営化促進を掲げており、そこで手腕が買われ白羽の矢が立った。「商業施設の主役はテナントです。まごころのこもった接客が施設の印象を左右する」と話す。目下の課題は、ファッションテナントのレベルアップと繁忙期に人があふれてしまう飲食店の充実化だ。また、公共性の観点から、これまでも進めてきた宮城県気仙沼市の復興事業など「社会貢献事業には今後もしっかりと取り組みたい」と語る。

 ○…千葉県出身。立教大学卒業後、故郷の館山にもあった百貨店「十字屋」に就職。最初に配属された藤沢店には業態の変化もありつつ、17年間たずさわった。「地元スポーツショップの誘致がうまくいかず、切り替えて海岸線にあるサーフショップを一軒一軒回って出店を実現できたこともありました」と目を細めた。その後、吸収合併など業界の荒波にもまれながらも仙台や博多、新浦安などの施設で支配人を務めた。「とにかく、がむしゃらに仕事をしてきただけ」と謙遜する。13年間の単身赴任もあり「妻や子どもには迷惑をかけました」とぽつり。「先日、緑化フェアの里山ガーデンに行きましたよ」と、今は家族で過ごす時間を大切にする。

 ○…「楽しくなければワーポーじゃない」。スタッフが口々にそう語るという。「それこそ、まさにYWPがめざす姿です」と言葉に力が入る。2019年の開業20周年を見据え、より魅力的なテナント開発などYWPの進化が加速しそうだ。

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