中区の小学生野球チーム、山手メイツに所属する遠藤里緒さん(元街小6年)が女子学童野球の神奈川県選抜チーム「YAMAYURI」の一員として活躍している。
「YAMAYURI」は県内の小学6年生女子26人の選抜チーム。中区からの選出は今回が初めて。
野球歴は1年半の遠藤さん。地域のスポーツ教室に通う中で野球が好きになり、去年3月山手メイツに入団。「練習から自分を高めてくれるチームでやりたい」と、市内大会でも入賞常連の強豪の門を叩いた。男子に混ざり、レギュラーを目指して奮闘している。
「YAMAYURI」では6月から練習を重ね、8月には日本野球機構主催の全国大会「NPBガールズトーナメント」と、関東の16チームによる「エネワンカップ女子学童軟式野球選手権大会」に出場した。
「NPB」では出場機会に恵まれなかったものの、チームを2つに分けて参戦した「エネワンカップ」では、「神奈川リリーズ」の主将として二塁手で出場。チームは見事勝ち進み、決勝はまさかの同チーム対決となった。最終回の7回裏2アウト。3点差を追うリリーズは、遠藤さんのヒットをきっかけに大逆転。7対6でサヨナラ勝ちし、深紅の優勝旗を手にした。父の誠さんは「選抜チームに選ばれるとは夢にも思っていなかった。区内で野球をしている女子児童は多いので、これからも活躍する子が出てほしい」と話した。
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