第12回日本都市計画家協会賞において、西区から2団体が表彰された。2回に分けて紹介する。
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同協会賞の準大賞にあたる「全国まちづくり会議特別賞」を受賞したNPO法人Connection of the Children(コネクション オブ ザ チルドレン) (以下、CoC)=西区東ヶ丘。その代表理事を務める加藤功甫さん(29)は、横浜国立大学卒業後、世界60カ国を自転車で旅する。帰国後、2013年に同大学院在籍中に旅の経験をもとにCoCを起業。15年には西区東ヶ丘の空家を改装し、多世代多国籍の地域交流拠点「カサコ」を整備。CoCもその中に事務所を構える。
都市計画家協会賞には、まちづくりの取組みとしてカサコの活動を応募。カサコでは、近隣の主婦による「BARババーズ」や「流しそうめん」、同所に滞在する外国人らによる「世界の朝ごはん」など地域との連携や国際交流を促進する活動を行っている。
加藤さんは「地域に外国の人や若者など、いわゆるヨソモノを取り入れることで地域活性の可能性が広がる。枠組みにとらわれず活動をしていきたい」と話している。
CoCは、カサコ事業の他に東小学校などでも実施している国際教育事業や、今年からスタートした「旅」事業を展開してく方針だ。
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