藤棚地区の話題に特化した地域情報誌「藤棚新聞」を発行する 相原 雅夫さん 横浜市栄区在住 65歳
人々との繋がりが魅力
○…西区の藤棚で商店街や街の話題を伝える「藤棚新聞」を3年前から発行している。「へそまつり」など商店街のイベントの取材、お店や地元の自治会長の紹介など、商店街を利用する人々に身近な話題を毎号掲載して話題となっている。発行は隔月で商店街を中心に2千部を配布。3人のメンバーとともに取材から印刷、配布までこなす。「紙面作成は試行錯誤の繰り返し。この新聞で地域の人々が繋がったり、商店街の話題作りなど、活性化に少しでも役立てば」。
○…実は自宅は栄区。新聞発行のきっかけは、市民有志が商店街の活性化について話し合う「商店街学会」という団体に参加したこと。事務局から「藤棚商店街の活性化を手伝って欲しい」と頼まれ、初めて藤棚に足を踏み入れた。「最初は街の人を誰も知らず取材でも苦労したけど、地元民ではないからこそ見えてくるものもある。最近は知り合いも増えて、地元の小学生からも声を掛けてもらえるようになってきたのが一番嬉しい。」と白い歯を見せる。
○…SEの仕事を退職後、「第2の人生を有意義にするためにはもっと地域に入っていかないと」と決意。地元栄区などで地域の取組みに参加し始めた。ボランティア活動の魅力は「新しい人との繋がりとやりがい。忙しいけど充実した毎日を送れるのは幸せなことだね」と話す。
○…静岡県三島出身。29歳のときに栄区に越してきてた。「最近は西区にいる時間のほうが長くて、どっちの住民か分からない」と笑う。ボランティア以外も多趣味で、40歳から始めたランニングでは、3年前にホノルルマラソンに参加して見事完走した。今後の目標は「記事を充実させ、近隣商店街まで発行地区を増やしていきたい。そしてもっと商店街や地域の人を巻き込んでいきたい。商店街で見掛けたらぜひ声掛けてください」。「西区の一員」として、これからも商店街や街を歩き続ける。
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