県議選中区 8年ぶりの選挙へ 西区は現・新2人の争いか
任期満了に伴い4月1日告示、10日投開票が行なわれる神奈川県議会議員選挙の顔ぶれが出揃ってきた。本紙の調べでは、中区(定数2)では現職、新人合わせて4人が立候補を表明、また西区(定数1)は現職と新人による一騎打ちとなりそうだ(3月7日現在)。
中 区
4年前は無投票だった中区は、8年ぶりの選挙が確実な状況だ。
現職では民主党の作山友祐氏(1期・36歳)が立候補を予定している。4年間の議員経験を踏まえ、今の社会に合った議会改革、天下りの禁止を含む行政改革のほか、社会保障のさらなる充実を訴える。
自民党は7期務めた現職の村上健司氏が引退を表明し、新人の原聡祐氏(41歳)が後継候補として準備を進めている。議員定数の削減を含めた議会改革や行政改革、教育改革を訴えたい、としている。
みんなの党は、同区の立候補予定者として、新人の細川慎一氏(36歳)を公認した。自治体運営の健全化や教育制度の見直し、実効性ある少子化対策を政策に掲げる。
吉田町アート&ジャズタウン実行委員長などを務めた佐久間衛氏(35歳)が、無所属での立候補を表明している。議員報酬も含めた人件費の削減や道州制の導入を主張している。
西 区
西区では1議席を自民党の現職と民主党の新人とで争うことになりそうだ。
自民党の現職、加藤元弥氏(1期・44歳)は再選を目指し準備を進める。「絆の強い地域づくり」を掲げ、防犯・防災対策による安全安心のまちづくりや福祉、子育て支援の拡充を訴える。
民主党は新人の奈良甲介氏(26歳)を同区の立候補予定者として公認した。積極的な情報公開による議会の刷新や歳出削減、若者の就業支援などセーフティネットの拡充を政策に掲げる。
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