神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2011年9月29日 エリアトップへ

90周年を迎えた早稲田大学横浜稲門会会長 佐藤 靖雄さん 南区在住 73歳

公開:2011年9月29日

  • LINE
  • hatena

90周年は次へのステップ

 ○…早稲田大学の卒業生で組織する横浜稲門会。大正10年に現役学生が立ち上げた早大横浜会が基礎となり、今年で90周年を迎えた。「みんなやっぱり”早稲田”が好きなんだろうね」。全国各地の稲門会の中でも屈指の歴史を誇る同会。10月2日に行われる記念式典には卒業生である黒岩祐治神奈川県知事も出席する予定だ。「今後この会が伸びるか伸びないか、90周年はその境目になると思う」と力強く語る。

 ○…関内にある事務所で月2回行う定例会では、「先輩、先輩」「何年の何学部卒業です」という声が飛び交う。「永遠のライバル慶応出身者には今でも思うところがあったりね」と、酒のつまみは卒業から何十年経っても変わらないようだ。会員数は約600人強、目下の目標はさらなる会員増強。「昨年からダイレクトメールを上手く使ったりして本腰を入れてきた」。毎年10人くらいという新規会員が、昨年1年間で100人超とその成果はすぐに現れた。「まだまだ足りない。10年後には会員1000人を目指す。趣味の会の数を増やしたり、女性の会もアピールしたい」と意欲十分。

 ○…「ちょっと変な感じだな」と普段つけないというネクタイを気にしながら、大らかな話ぶりで過去を振り返る。県立緑ヶ丘高校を卒業し、同大理工学部建築学科で学んだ。「往復15円だったかな」。片道約2時間かけての通学は今でも覚えている。大手設計事務所での勤務を経て、30歳で独立。仕事の傍ら、長年役員を務めてきた同会の取り組みや地域活動も、すべて生活の活力にしてきた。「いつでも前向きに楽しくないとね」

 ○…90周年という一つの区切りは、次の10年へのスタートを意味している。同会の歴史ある伝統を託す後進の育成も、使命の一つだ。後輩たちに伝えたいこと。「何事も柔軟さが重要。本一冊書けるくらいさ、魅力ある仕事と人生をおくってほしいね」と笑った。
 

中区・西区版の人物風土記最新6

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

関内ホールで行われる寄席に出演する落語家

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

横浜市出身 36歳

3月28日

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

横浜市内在住 60歳

3月21日

境 領太さん

3月14日、都内開催の「起業家万博」で関東代表としてビジネスプランを発表する

境 領太さん

中区在勤 39歳

3月14日

松本 珠奈さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で功労賞受賞者に決定した

松本 珠奈さん

都内在住 38歳

3月7日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

2月29日

渡邊 桃伯子(ともこ)さん

「ヨコハマSDGs文化祭」の実行委員長を務める

渡邊 桃伯子(ともこ)さん

中区西竹之丸在住 67歳

2月22日

自治会町内会へ入ろう!

いざという時に一番の頼りになる身近な存在、それが「自治会町内会」

http://www.naka-kurenkai.org/entry/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 12月21日0:00更新

中区・西区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook