がん患者や家族、支援者らが24時間歩き続けるチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ横浜」が9月15日、16日に中区の山下公園で行われる。6月1日には大会実行委員長を務めるアグネス・チャンさんが市役所を訪れ、林文子市長に協力を求めた。
リレー・フォー・ライフは1985年にアメリカでがん患者支援のチャリティーイベントとして始まった。患者や家族、支援者、医師らがチームを組んでリレー形式で24時間歩き続け、支援を呼びかけながら、がんと闘う連帯感を養う。現在では世界20カ国以上で開かれ、日本でも06年から全国各地で行われている。
横浜では、08年から日産フィールド小机(港北区)で開催されてきたが、5年目の節目となる今年は”横浜のシンボル”でもある山下公園を会場に行われる。
イベントではリレー・ウォークの他に、がんで亡くなった人をキャンドルの光で偲ぶ「ルミナリエ」や、がんの早期発見や治療について学ぶ啓発活動も行われる。患者以外の参加者には1人1000円以上の寄付を募り、収益金は日本対がん協会を通じて患者の支援活動に充てられる。
実行委員会では現在、リレーへの参加者、チームを募集している。申込み・問合せは実行委員会【電話】03・5218・4771まで。
アグネスさんもPR
大会実行委員長を務めるアグネス・チャンさんが6月1日、市役所を訪れた。乳がんを早期発見で克服した経験を持つアグネスさんは「誰もががんになる可能性がある。多くの人に身近なことと考えてもらうきっかけになれば」と林文子市長に協力を依頼した。
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