市立平沼小学校(大谷貢校長)のホームページが第10回全日本小学校ホームページ大賞の神奈川県代表に選ばれ、11月5日に同校で表彰式が行われた。デザインの見やすさや、児童・教職員が積極的にHP更新に関わる仕組みなどが評価されたもので、同校では「今後の情報教育の励みにしたい」と話している。
全日本小学校ホームページ大賞(通称J-KIDS大賞)は、ホームページを保有する全国の小学校を対象とした日本最大のホームページコンテスト。小学校のHPによる情報発信の活性化を目的に2003年から始まり、今年で10回目。
全国2万校以上のHPから都道府県等代表の52校がこのほど選ばれ、神奈川県858校からは平沼小学校と相模原市立横山小学校が選ばれた。
同校のHPは「学校から」「学校では」等の項目ごとにお知らせや、学校の出来事などがイラストを交えて見やすく作られているデザインが特徴。手掛けたのは、昨年4月に同校に赴任した大谷貢校長。「児童の情報教育や、地域との情報共有の一環としてHPを有効活用したい」と、教職員と協力して、デザインや内容を作り上げてきた。
また、5・6年生の児童が「ひらぬまキッズdays」という情報発信隊を作り、季節の話題やクラブ活動、学校生活を、インタビューなどを交えて子どもの目線で伝えている。児童が直接メール等で更新するケースも多く、自宅や学校のパソコンなどから積極的に情報発信している。
表彰状を受け取った発信隊代表の矢澤明日香さん(写真中央・6年)は、「県代表に選ばれて嬉しい。みんなの話題をまとめるのは難しいこともあるけれど、これからもいろいろなサイトを見ながら勉強して、情報を発信していきたい」と受賞の喜びを語った。
大谷校長は「保護者や地域の方からも『学校が見えるようになった』と評価してもらっています。子どもたちの情報教育はもちろん、地域とも協力して、情報共有や発信をしていきたい」と話している。
同賞では今後全国大会の選考が行われ、12月初旬に結果が発表される。
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