県内の商店街の優れた取組みを表彰する第1回「かながわ商店街大賞」がこのほど決定した。大賞には中区の元町SS会が選ばれたほか、吉田町名店街会も特別賞に選ばれるなど、中区の商店街の取組みが大きく評価される結果となった。
この取組みは、神奈川県や商連かながわ、県商店街振興組合連合会などが主催するもので、県民への商店街の役割や魅力のPRに加え、県内商店街全体の活性化を目指すもの。
記念すべき第1回に大賞を受賞した協同組合元町SS会(北村宏理事長)は、買い物客の導線を考慮した店舗や歩車道の整備、子育て世代向けの授乳・おむつ替え専用車両の配置、「元町ブランド」の確立など、先端的で独自の事業展開が評価された。
同会では「大変光栄な賞を頂いた。横浜開港以来、一番の歴史ある商店街と自負し、また今年3月には東急とメトロの直通運転で更に都心からの集客も見込まれる。ウェブを活用したフォトコンテストなど、参加型のイベントも多数企画している。賞の名に恥じないよう、今後も新しい取組みに挑戦していきたい」と話している。
吉田町が特別賞に
また、一般社団法人吉田町名店街会(荒井浩理事長)はジャズやアートイベント、街ぐるみのビアガーデンなど、若者を意識した意欲的な取り組みが評価され、特別賞を受賞した。同会では「若い店主たちが中心となって新しい企画を出し、吉田町全体が活性化してきている」と受賞の喜びを話した。2月からは店舗の一角をギャラリースペースとして提供していくという。
今回は他にもつくの商店街(鶴見区)など5商店街が準大賞に、2商店街が特別賞に選ばれた。
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