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中区・西区版 公開:2013年8月8日 エリアトップへ

中区在住山口さん 出演者に魅せられ写真展 市民ミュージカル追う

文化

公開:2013年8月8日

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「本番までの軌跡を写真で伝えたい」と山口さん
「本番までの軌跡を写真で伝えたい」と山口さん

 今年1月に初めて行われた横浜市民ミュージカル。ボランティアとして昨年9月からその舞台裏に密着し、出演者の表情を撮りつづけた写真家・山口容子さん(57)=中区大芝台在住=の作品展が、8月8日(木)から中区山下町の光HOUSE YOKOHAMAギャラリーで開かれる。「甦る感動!」をテーマに、本番を迎えるまでの劇団メンバーを、臨場感たっぷりに映し出す。

 この写真展では、山口さんが同ミュージカルに密着して撮りためた計6千枚の中から、厳選した約30作品を披露。けいこを重ねるごとに、一市民から役者へと変わっていく出演者の生き生きとした姿を見ることができる。

 初開催で、4歳から80歳までの約70人が参加したこのミュージカル。前身は2005年から続く中区民ミュージカルだが、より多くの人に親しんでもらいたいと今年から参加対象が拡大。名称も変わり、市内で活動する個人や団体が気軽に参加できるようになった。

 公演に合わせた写真展はこれまで開催したことがなく、今回が初の試み。公演の事務局・赤い靴記念文化事業団は「ここまで出演者ひとりひとりを見事に写している写真はなかなかない」と話す。

けいこ姿に感動

 もともとカメラが好きだった山口さんは、40代のころに主婦業と並行して写真家の活動をスタート。学校行事や音楽コンクールの撮影をはじめ、海外研修や展覧会への出展などで腕を磨いてきた。

 一昨年、山口さんは働いていた竹之丸地区センターで中区民ミュージカル2012の練習風景を偶然目にし、「この表情を撮りたい」とその場でボランティアを志願。後日、その写真の出来栄えに感動した劇団側からのオファーで、今回の撮影と写真展が実現することになった。

 山口さんは「写真から音やセリフを感じてもらえるような作品を目指しています。見た人がくすっと笑えたり、元気が出るようなものになっていれば嬉しい」と語った。

 開催は8月20日(火)まで。会場(山下町198NTT横浜ビル1階)は水曜休館で、午前10時から午後5時まで。入場無料。問合せは赤い靴記念文化事業団【電話】045・641・3066へ。

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